はじめに
WeChatとは中国で日本のLINE的な存在のメッセージアプリです。またWeChatは世界で11億人以上のユーザーがいます。この記事では中国のWechatで注目を集めているBOT運営会社を紹介します。
(1)Baidu
中国のWeb系IT企業の大手Baiduは医療チャットボットアプリをリリースしました。
このアプリを患者が利用することで医師が患者を診断するのに役立ちます。
またBaiduは最近大規模な投資ファンドを設立しました。このファンドでは保険会社や証券会社など多様な会社から資金調達をする事が可能です。
企業ページ: http://ir.baidu.com/phoenix.zhtml?c=188488&p=irol-irhome
(2)Mobvoi
モブボイは中国の人工知能関連の研究開発を行う企業です。
具体的には言語認識、音声検索システムなどの開発を行っています。
モブボイはGoogleやSLGチャイナを含む4企業から計87億円あまりの資本調達を行いました。
企業ページ: https://en.ticwear.com/pages/about-us
(3)RIKAI LABS
RIKAILABSはWeCHatやSlackやFacebookメッセンジャーなどのメッセンジャープラットフォームで利用可能なチャットボットの開発を行っています。RIKAILABSは中国のチャットボット市場においてとても力を持っている企業です。資本状況に関してはこれまで明らかにされてきませんでした。しかし最近、最新の調達が2016年の8月2日でこれまで2回資本調達を行っていること、そして現在はラウンド2のフェーズと言うことが明らかになりました。
企業ページ : http://www.rikai.co/
まとめ
上記のように中国ではボット企業が大きな資金調達に成功しており市場も盛り上がりをみせています。
日本でもボットのブレイクが2017年確実視される中で世界のボット事情にも今後注目していきます。
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